下鴨神社のみたらし祭|無病息災を祈る幻想的な足つけ神事

季節・行事を楽しむ

こんにちは、左京区のライター、まる きょうこです。

今回は下鴨神社で、夏の風物詩として親しまれている「御手洗祭(みたらしまつり)」をご紹介します。

下鴨神社・みたらし祭の歴史

みたらし祭は、下鴨神社で土用の丑の日を中心に、前後10日間ほど行われるお祭りです。境内にある御手洗池に足を浸し、その年の無病息災を祈ります。

みたらし祭の歴史は平安時代に遡り、季節の変わり目に疫病などにかからないよう、貴族たちが身を清めたのが始まりだとか。

下鴨神社の御手洗池は、葵祭でも斎王代が禊をする場所。夏の土用になると水が湧き出るという伝説もある、不思議で神聖な池です。

また、御手洗池のほとりには水の女神・瀬織津姫が祀られている井上社が。日本の神話のなかでも謎が多く、神秘的な祓い清めの神さまとして人気です。

2025年下鴨神社・みたらし祭の日程

毎年、祇園祭の前祭巡行が終わるとやってくる、みたらし祭。

2025年の日程は7月18日(金)~27日(日)時間は9:00~20:00です。

このうち、例祭は7月19日午前10時から。また、露店が出るのは7/19~21、2427です。

露店には、下鴨神社が発祥といわれるみたらし団子もあります。みたらし団子は、御手洗池に湧く水の泡をかたどって作られたのが始まりだそう。

とくに、本殿に近いところでは元祖みたらし団子をいただける加茂みたらし茶屋も出店するのでおすすめ。また出町柳で大人気の、ふたばの豆餅などが並ぶこともあります。

みたらし祭・足つけ神事の流れ

ここからは、足つけ神事の流れをご紹介します。

足を水に浸す行事なので、膝より上に捲れる服を着ることと、タオルを持参することを忘れずに。

まずは本殿へ参拝してから、みたらし祭の会場へ向かいましょう。ちなみに、みたらし池に入らない方も、参拝は可能です。

受付で大人一人500円を納めます。中学生以下の子どもは「志」とのこと。

池へ入る前に、靴や靴下を脱いで準備します。

年によって池の水量は変わりますが、膝近くまで水に浸かる時もあるので、服をしっかり捲り上げておくのがおすすめです。水の中でろうそくに火を灯す作業があるので、適当に捲っていると、手を離したとき服が濡れてしまいます。

係の人からろうそくを受け取り、御手洗池の中へ。

ワクワクする瞬間ですが、心を静めて池の中に入りましょう。輪橋をくぐったら献灯する場所があります。

持っているろうそくに火を灯して献灯して一年の無病息災をお祈りしたら、池から上がります。

足を拭いて靴を履き直すスペース。ゆっくりしたいところですが、次から次へと池から人が上がってくるので、ささっと済ませます。

志を納めて御神水をいただきます。こうすることで、外側だけでなく、内側からも身を清めます。以前は盃でいただいていましたが、コロナもあってか、最近は紙コップが設置されるようになりました。ペットボトルがあれば、御神水を入れて持ち帰ることもできますよ。

このあとさらに、「足形祈祷木」に名前と数え年の年齢を記入し井上社(みたらし社)に納めれば、足腰の健康にご利益があるそう。

井上社の社殿で瀬織津姫に参拝したら、足つけ神事は終了です。

みたらし祭をもっと楽しみたい人へのおすすめ

みたらし祭をもっと楽しみたい方は、水みくじを試してみるのもおすすめです。神聖な池の水に浸すと、文字が浮かび上がってくるおみくじです。

きっと瀬織津姫から素敵なメッセージをいただけますよ。

また、みたらし祭中のみいただける、玻璃守(はりまもり)もあります。

水に浮かぶ、透き通るガラス玉の玻璃守は、無病息災のご利益があるそうです。好きな玻璃玉を選んで授与所へ持っていくことでいただけます。

小さな子どもを持つ方には、かんむし封じの「賀茂(鴨)の神石」もあります。御手洗池から採れる小石で、子どもの夜泣きやかんしゃくを封じてくれるのだそう。

毎年みたらし祭の期間中に授与され、翌年に新しいものと交換する習わしだそうです。

そのほか、下鴨神社境内の楽しみ方はこちらもぜひお読みください。

世界遺産の下鴨神社と糺の森|縁結びやラグビーゆかりの境内社も人気

7月の終わりは下鴨神社で無病息災を祈ろう

下鴨神社のみたらし祭をご紹介しました。

京都の夏にはさまざまな行事がありますが、私がとくに楽しみにしているのが、下鴨神社のこの足つけ神事です。

ふだんは入ることのできない神聖な池に触れ、清々しい気分になれます。夜にはさらに、境内が幻想的な雰囲気になるので、ぜひ訪れてみてくださいね。

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この記事を書いた人
まる きょうこ

当サイトの運営者。
20代の頃より京都を旅し続け、2016年に子連れで関東圏から京都市左京区に移住。京都の本屋、カフェ、美術館、レトロ建築めぐりが好き。

仕事はWebライターとKindle出版サポート。京都愛を生かし、地域メディアで多数執筆しています。

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