恵文社一乗寺店の楽しみ方と開催中の『甲斐みのりの仕事』フェア

書店

こんにちは、左京区在住ライターのまるきょうこです。

2010年、イギリスのガーディアン紙が選出した『世界で最も美しい書店』の一つ、恵文社一乗寺店。本好きの間では有名な書店です。

私はこの恵文社一乗寺店に通いたいがため、左京区に住んでいるようなもの。気分をリフレッシュしたいとき、元気になりたいとき、まるでパワースポットへ行くような気持ちで訪れています。

今回は恵文社一乗寺店で開催されている、大好きな作家・甲斐みのりさんの『甲斐みのりの仕事』フェアへ行ってきましたので、恵文社一乗寺店の楽しみ方とともにご紹介したいと思います。

本の街『一乗寺』にある恵文社一乗寺店

恵文社一乗寺店へのアクセスをご紹介します。叡山電鉄の一乗寺駅から西へ徒歩3分ほど。駅にかわいい看板が出ているので、わかりやすいですね。

一乗寺といえばラーメン街道ですが、最近では書店が増えて「本の街」ともいわれているようです。恵文社一乗寺店でこんなMAPもいただいてきました。

この地図、ほかにもMAPにある書店でいただけるようですよ。個人的には書店がどんどん増えて、神田古書店街の京都版みたいになったら嬉しい、なんて思っています。

恵文社一乗寺店の楽しみ方

店舗へ到着しました。外国のお店のようなこの外観、大好きです。書店の上に賃貸物件があるようで、何度住みたいと思ったことか。

中は左からコテージ・書店・生活館の3つに分かれています。今回、撮影許可をいただいていないので外観写真になりますが、それぞれのスペースの楽しみ方をご紹介しますね。

コテージとギャラリーアンフェール

コテージの入り口。イベントスペースコテージとギャラリーアンフェールがあり、期間限定のカフェやアーティストの作品の展示などが随時開催されています。冬の古本市が行われるスペースでもあり、毎年お正月の楽しみです。

「持ち帰りたいインド」展が4月30日まで「えみおわす 春夏の服展」が5月5日まで開催中でした。

こちらのスペースでは、おしゃれな文房具も売られていて、誕生日プレゼントを買いたいときなど私はよく見に行きます。

入り口付近にあった、恵文社一乗寺店の記念スタンプ。せっかくなので押してみましたよ。

書店スペースと中庭

真ん中の書店スペース。メインのエリアですね。恵文社一乗寺店のスタッフさんがセレクトした一般書や絵本が並ぶほか、リトルプレスや古本、雑貨などもあって楽しめます。

週末の店内は混雑していることも。今どき本屋が混雑ってすごいことですよね。

書店の奥の扉から中庭に出ると、ギャラリーやコテージへ行き来できます。

中庭は緑いっぱいで心地よいスペース。本を眺める合間に、ちょっと一息できる空間です。

コテージ側のかわいい壁。次のイベントへの準備中のようでした。

また中庭には、男性用1つ・女性用2つのトイレがあります。書店へ行くと、なぜかトイレに行きたくなることありませんか!?私はあります。なので、書店にトイレがあるというのは大変ありがたいです。

生活館

一番右側の生活館。食にまつわる本や、素敵なキッチングッズなどの生活雑貨が置かれているスペースです。生活館をのぞくといつも、暮らしをもっと大切にしたい気持ちになります。母親とか、身近な女性にプレゼントを考えたいときにもおすすめ。

書店スペースと生活館は中でつながっていて、気軽に行き来が可能です。

『甲斐みのりの仕事』フェアが開催中

今回のお目当ては、書店スペースで開催されている『甲斐みのりの仕事』フェア

作家・甲斐みのりさんの活動20周年を記念してのイベントで、5月25日まで開催中。甲斐みのりさんは、私が京都に移住するきっかけとなった作家さんで、大ファンなのです。

今回は、この春に発売の『たべるたのしみ 改訂文庫版』『くらすたのしみ 改訂文庫版』を購入。下のかわいいポチ袋を特典でいただきました。

大きいポチ袋はフェアの特典で数量限定。甲斐みのりさんの人気書籍の装丁が元になっているデザインです。小さいポチ袋は、今回購入した書籍の表紙や挿絵を担当されている、湯浅景子さん装画のもので、書籍と一緒に付いてきました。何か大切なことに使いたいですね。

フェアで置かれている書籍には、とってもかわいい著者サイン入り。また書籍以外に、甲斐みのりさんがプロデュースされている『ロル』の雑貨もありました。初日に行ったので、5月25日までまた何度か通ってしまうかもしれません。

今回のフェアにあたり、5月にはフリーペーパーも配布されるそう。甲斐みのりさんにゆかりのある寄稿者たちが、好きな著書を紹介する内容とのことで、楽しみです。

恵文社一乗寺店周辺にあるカフェやランチのお店

恵文社一乗寺店の周辺は、飲食店が豊富です。ラーメン街道のラーメン店はもちろん、昔ながらの食堂やもんじゃ焼きのお店などさまざま。

でも、素敵な本屋さんに行ったあとは、静かに本を開けるような居心地のよいカフェに行きたいかもしれませんね。恵文社一乗寺店近くのおすすめカフェといえば、「つばめ」そして「きさら堂」です。

どちらも一人でも過ごしやすく、ナチュラルで心地よい雰囲気のカフェです。「つばめ」は恵文社一乗寺店から東(叡山電鉄一乗寺駅方面)へ少し歩いたところ。「きさら堂」は西側へ徒歩数分、ラーメン街道のエリアにあります。

写真は「つばめ」の店内。それぞれのカフェについては、また別の記事でご紹介したいと思います。

また、叡山電鉄一乗寺駅の近くには、「ぱんのちはれ」というパン屋さんもあります。周辺には公園も多く、少し歩けば疎水や高野川もあるので、本を持ってピクニックランチもおすすめです。

今回はここでパンを買い、近くの公園で食べました。

あんバターパンとタコス。パン生地がモチモチしていて美味しかったです。

園内には、藤の花がきれいに咲いていました。

恵文社一乗寺店の楽しみ方まとめ

今回は私の大好きな書店「恵文社一乗寺店」をご紹介しました。

はじめにも書きましたが、書店なのに行くと元気になる、まるでパワースポットのような場所。本を買うという目的だけでなく、この空間で過ごしたいと思わせてくれる書店です。ものを書いたり作ったりする人は、素敵なインスピレーションを得られるに違いありません。

いつまでも京都にあり続けてほしい書店です。ぜひ訪れてみてくださいね。

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この記事を書いた人
まる きょうこ

当サイトの運営者。
20代の頃より京都を旅し続け、2016年に子連れで関東圏から京都市左京区に移住。京都の本屋、カフェ、美術館、レトロ建築めぐりが好き。

仕事はWebライターとオンライン書店店主。京都愛を生かし、地域メディアで多数執筆しています。

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