
下鴨神社のみたらし祭|無病息災を祈る幻想的な足つけ神事
こんにちは、左京区のライター、まる きょうこです。今回は下鴨神社で、夏の風物詩として親しまれている「御手洗祭(みたらしまつり)」をご紹介します。下鴨神社・みたらし祭の歴史みたらし祭は、下鴨神社で土用の丑の日を中心に、前後10日間ほど行われるお祭りです。境内にある御手洗池に足を浸し、その年の無病息災を祈ります。みたらし祭の歴史は平安時代に遡り、季節の変わり目に疫病などにかからないよう、貴族たちが身を清めたのが始まりだとか。下鴨神社の御手洗池は、葵祭でも斎王代が禊をする場所。夏の土用になると水が湧き出るという伝説もある、不思議で神聖な池です。また、御手洗池のほとりには水の女神・瀬織津姫が祀られてい...